出光興産の出光佐三がモデルとなった海賊と呼ばれた男。そのロケ地についてまとめてみました。

海賊とよばれた男のロケ地は北近畿を中心に行われました

石炭が主に使われていた時から石油の将来性を予見していた国岡鐵造(岡田準一)が石油業に乗り出し、アイディアと行動力で国内での販売業者や欧米の石油業者などの壁を越えていきます。そんな国岡鐵造が生きた戦前、戦時中、戦後のロケ地として舞鶴市を中心に北近畿(舞鶴、綾部、京丹後、与謝野、小浜)が選ばれています。

海賊とよばれた男のロケ地マップ

海賊とよばれた男のロケ地

海賊とよばれた男はVFXを得意とする山崎貴監督で、日承丸のシーンなどはほとんどがCGということです。そんな多くのシーンでVFXが使われている中、ロケ地として舞鶴などが使われています。

舞鶴市を中心としたロケ地は次の通りです

舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市)

舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市)

海軍の兵器格納庫などに使用されていた赤レンガ倉庫ですが、現在は倉庫が12棟現存し、そのうち8棟が国の準用文化財に指定されています。ここでは、若かりし鐵造が油のセールスに訪れた筑後炭坑の内観として使われています。

田井漁港(舞鶴市)

田井漁港(舞鶴市)

油を乗せた伝馬船で「船出せー!」と叫んで漕ぎだすシーンをこの田井漁港で行いました。船小屋がまだ残る田井漁港ですが、伝馬船もこの田井地区に残るものを使用したそうです。

日本板硝子社宅

日本板硝子社宅(舞鶴)

舞鶴赤れんがパークから田井漁港へ向かう途中にあるのが日本板硝子社宅です。木造平屋建ての社宅と未舗装の通路が昔の雰囲気を残したままになっている空間です。

ホテルアマービレ別館・聚幸庵(じゅこうあん)

国岡鐵造とゆき(綾瀬はるか)が祝言をあげる旅館です。東舞鶴の市街地にあるこの聚幸庵は能舞台を備えた宴会場があるなど、海軍関係者が多く利用していたそうです。

海賊とよばれた男のロケ地を回るには車必須です

舞鶴市内やその周辺のロケ地に行こうと思うと車がないとかなり不便です。東舞鶴駅、西舞鶴駅それぞれの近くにレンタカーのお店があるので、そこを使うと良いかと思います。

また、舞鶴以外のロケ地に関していえば公共交通機関のかなり不便なところです。

舞鶴市のグルメ情報

せっかく舞鶴に来たならと言うことで、人気のグルメスポットがあります。それは道の駅舞鶴港とれとれセンターです。海産物のお土産はもちろんですが、この施設内でも食べることが可能です。うにいくら丼などが一番人気とのこと。

うにいくら丼

道の駅舞鶴港とれとれセンターのサイトはこちら(外部リンク)

ロケ地情報のまとめ

舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市)

田井漁港(舞鶴市)

日本板硝子社宅

ホテルアマービレ別館・聚幸庵(じゅこうあん)